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犬、猫にとって必要な栄養バランスは、人とは異なります。たんぱく質、炭水化物、ミネラル、ビタミンなどのバランスのとれた食事を与えるには、市販のペットフードを利用することをおすすめします。
必要な栄養素がきちんと含まれていて、保存もきく便利な食べ物です。種類もさまざまありますのでそれぞれの好みに合わせて食べさせましょう。
生後4週間ぐらいまでは基本的に母乳だけで十分です。母親がいない場合は、市販のミルクを飲ませましょう。ミルクの飲み加減を見て、栄養が足りないようであれば、栄養補給のサプリメントなどを与えてあげましょう。
生後5週目になったらペット用の離乳食をその子に合わせた量を用意してあげて4時間おきぐらいに食べさせてあげましょう。
生後2ヵ月ぐらいになったら、消化の良い高カロリーの食事を1日に3~4回あげましょう。 小型用のペットフードが便利です。生後5ヵ月ぐらいになったら食事の回数は2~3回、1歳になったら1~2回ぐらいあげるのが適量です。
妊娠・授乳中の母親の場合は、通常の成犬・成猫の1.5~2倍の量の食事を3~4回に分けて与えましょう。妊娠中・授乳中専用のフードも市販されています。7~8歳以上の犬や猫には硬いもの、消化の良くないものは避けましょう。成長や年齢に合わせたペットフードも売られています。いずれの場合も、きれいな水をたっぷりあたえてあげましょう。
食事の場所と時間はいつも一定にしましょう。栄養的な面でもしつけの面でも、人間の食べ物を与えるのはやめましょう。
また、塩辛いもの、甘いものは体に特に良くありません。ごほうびといえ、おやつの与え過ぎは禁物です。本来の食事が食べられなくなって、結局、栄養のバランスが崩れることになります。もちろん、肥満を予防するために、食事の与え過ぎにも注意しましょう。
犬や猫には食べさせてはいけないものがあります。基本として人用に味付けされがものや、加工されたものは食べさせてはいけません。
| ネギ類 |
長ネギ、タマネギ、ニラ、ショウガ、らっきょう、アサツキ、ニンニクなどネギ類に
含まれるアリルプロピルジスルフィドという物質が赤血球を破壊します。そのため、
ネギ類を食べれば食べるほど血尿が出るようになり、ひどくなると貧血を起こす
ことがあります。 ※カレーやすき焼きなどの肉だけを与えたとしても、ネギのエキスを吸っている 可能性があるので大変危険です。 |
|---|---|
| 消化器系を傷つける可能性があるもの | 骨はよいカルシウム源ですが、加熱した獣骨、鳥骨、魚骨は消化器官に刺さる 可能性があります。生の鳥骨は表面が滑らかなので比較的安心して与えられ ますが、心配なら避けた方がよいでしょう。 |
| 塩分の多い食品 | ラーメン、カレー、ハム、ベーコン、塩、醤油、スナック菓子など犬や猫は人間ほ ど塩分が必要ではありません。したがって塩分の取り過ぎは心臓に負担がかか るなど、さまざまな弊害がでてきます。 |
| 消化の悪いもの | 冷たい牛乳、魚の赤身、イカ、タコ、カニ、エビなど消化が悪いと胃腸に負担が かかりすぎ、下痢の原因となります。他にもわかめ、昆布、しいたけなどは消化 しにくいのですが、細かく刻んで煮るなどすれば、ぜひ与えたい食材です。 |
| 生卵の白身 | 皮膚炎、疲労、結膜炎を引き起こす可能性があります。与える場合は加熱しましょう。 |
| おかし | ケーキ、ビスケット、アイスクリーム、チョコレート、ポテトチップス、まんじゅうなど おかしは糖質を脂質が多すぎるため、カロリー過剰になって肥満になります。健 康のことを考えるとあたえてはいけません。 |
| じゃがいもの芽 | ソラニンという毒が含まれているので、与える場合は芽をよく取り除いて下さい。 |
| カフェイン | 不整脈をおこしたりして危険ですので、コーヒーなどのカフェインを含むものは 与えないでください。 |
皮膚にコブ状のしこりや潰瘍、発疹。嘔吐や下痢、食欲不振も… 肥満細胞腫の症状はさまざまで、皮膚にコブ状の固いしこりや潰瘍が発生することや、腫瘍のまわりは炎症や脱毛が起こることもあり、外見上は皮膚病のように見えることもあります。 また、体内の肥満細胞が腫瘍化すれば、嘔吐や下痢、食欲不振を引き起こすことがあります。肥満細胞腫は悪性度が高く、性質が悪いものは体のあちこちに転移して、やがて死に至ります。肥満細胞腫のほかに皮膚にできる腫瘍としては、脂肪腫、扁平上皮がん、腺がん、悪性リンパ腫などがあります。
外科手術による腫瘍の切除や化学療法など 肥満細胞腫の治療法は、腫瘍のタイプによって異なります。 「分化型」といって腫瘍の境界が比較的はっきりしているタイプの場合は、外科的手術で腫瘍を切除 します。転移がひどく外科的手術が困難な場合は、抗がん剤やステロイド剤を投与する化学療法などをおこないます。しかし、治癒する可能性はきわめて低いと いえます。
予防は困難なので早期発見・早期治療がなにより重要 肥満細胞腫の予防は困難です。腫瘍がまだ小さく転移していない段階で早期発見し、早期治療に努めることが重要になります。